轟ブログ

元生命保険会社勤務。営業と本社業務を経験。お金、生命保険、FX、筋トレなどの情報発信していきます!

【生命保険】定期保険の特徴と使い方

こんにちは轟です!

 

生命保険って実は、3種類の形だけ抑えておけば問題なしです。

 

終身保険

養老保険

③定期保険

 

今回は③定期保険の特徴と使い方をまとめました。

 

是非、保険選びの基本知識にして頂ければ幸いです。

 

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定期保険の特徴と使い方

 

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【特徴】

・保障の期間が決まっている。保険料の払込期間が保障期間と同じものも多いが、選べるものもある

・解約返戻金は0から始まり、山なりに少し発生するが、最終的には0になる

・いわるゆ掛捨て型の保険

・基本的に保障がメインで、満期になっても満期金はない

・満期のタイミングで自動的に契約が更新されるものも多い

※自動更新するとその時の年齢で保険料が再計算されるので、保険料は高くなります

・その分、同じ保障額であれば3種類の中で保険料は1番安くなる

 

【使い方】

・子供が大きくなるまでの間の保障として備える

・ローンがある場合、そのローン期間に合わせて保障を持つことが出来る

・定年までの期間に合わせて保障を持ち、亡くなっても家族の生活保障として備える事も出来る

 

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以上が基本的な特徴と使い方です。

 

終身保険養老保険と違い、基本的には保障に重きを置いている保険といえるでしょう。

 

保障を必要な期間分だけ、期間を決めて備えておけます。

 

現在、個人の契約でよく使われるのは

 

上記図の四角の方ではなく、階段式の定期保険の

 

家族収入保険

 

が主に使われています。

 

何故かというと四角の定期保険より、階段式の定期保険の方が保険料が安く合理的だからです。

 

当たり前ですが、年を重ねる程に必要な支出はどんどん少なくなっていきます。

 

ローンの残債だって減っていきますよね。

 

下記の図がかなり分かりやすい内容かなと思います。

 

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三井住友海上あいおい生命保険より参照

 

つまり、ずっと同じ保障額で持ち続けるのでなく、必要の無くなくなる保障分を予めカットしているのが

 

家族収入保険です。

 

なので保障額を設定する際には、毎月の給与額に近い金額にしたり、毎月のローン返済額と同じ金額で設定したりします😄

 

そうすれば家族の働き手が亡くなってしまっても、今までどおりの生活水準で残された家族は生活を続ける事が出来るのです。

 

私が生命保険の営業をしていた頃には、家族収入保険だけは強く勧めていました。

 

何かあった時に一番、家族の為に役立つ保障だと思います。

 

もちろん過剰に保険に加入する必要はありません。

 

国の制度を利用したのちに、足りない分を補うような保障額でいいと思います。

 

保険が大事なのではなく、お金が大事なのです。

 

※因みに家族収入保険は基本的に、自動更新されないのが殆どです。